杏。14歳。インスリノーマに。私は肺マック&IBSに。

インスリノーマ罹患中の犬のこと、虹の橋に行ってしまった今は、私のペットロス、基礎疾患のコトが多い。

2021/9/27 人用→犬用に転用したもの

今朝、杏は朝起きたら、布団に世界地図、描いていましたー。

寝しょんべんってやつです。

 

杏は完全外トイレ派で、一応室内にもオシッコシートの上に人工芝という、エセトイレを設置しても全く反応せず…。↓

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入院中も我慢に我慢を重ねて、たんまりたまったオシッコを大量にしていた位なので、この寝しょんべんは、意志とは関係ないものだったのでしょう。

 

そんな杏の食欲ですが、ステロイドの効果かアップしています。

全粒粉入りロールパンに薬を包んで食べてくれる!

つい数日前までメディボールに包んで口の奥まで突っ込んでいたのがウソのよう。

ドライフードも乗り気ではないものの、食べるようになったし、強制給餌もタイミングによっては、私1人でマズルに片手を添える程度で食べてくれるようになったりで、私は変な汗を流し、ウェットフードで洋服を汚し、杏は眼振寸前状態で、苦戦したのは1週間程かも。

逆にステロイド効果と思うけれど、ご飯をもっと欲しがるのを抑えるのが私としても心痛い。

1日6回として、1回当たり

ドライフードだと57g

シリンジだと60ml

と少ない。特にドライフードは元気な頃と比べると、どんなダイエット⁈と思える位、チマっとした量。

でも、血糖値の反動を経験してしまったアレはトラウマレベル(反動時の血糖値45)なので、そこは努める。

 

ただ前庭疾患の左傾斜はまだあるし、歩くのもヨタヨタ、フラフラ。

でもオシッコしたい!という時はハァハァしながら私のところまでヨタヨタ歩いてきて目で訴えてきます。

当初カートに乗せていたものの、昨日からは降りたがるし、カートに乗せても立ち乗りなので、近くの公園まで夫の抱っこで往復。公園内で用足し。を朝昼晩位のペースでやっています。

ハーネスを付けるとヨタヨタしながらもリードにテンションかけてくるので、やる気満々。

↓まだ左傾斜しているのが、耳でもわかる。

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土曜日に先生に「数ヶ月先のことはどうなるか、断言できない」と言われたんだとは思いたくないし、思えない位。

このステロイドが段々効かなくなるなんて…などなどの、予期悲観をするとまた泣けてしまうので、犬の時間感覚は「今」なのだから共に「今」を生きていくんだ。犬の時間のスピード、4倍速を意識して。

 

さて。

今回杏の退院に際して、杏の居場所スペースを4倍以上広げました。柵的なものはなしです。

(↑の人口芝スペースも含め)

床ずれ防止マット(大型犬用で7900円位した)だけだとスペースに心もとなかった。そんな時、一時はクローゼットの奥に引っ込んでいた人用グッズが今活躍している。

もしかしたら、どなたかにも参考になるかもと記します。

・ベビー布団。我が家に3セットあったので、全て杏のスペースに並べ、その上にバスタオルやら、タオルケットを敷く。

・ヨガマット。ベビー布団だけだと床と多少ズレ、滑りがあったので、下に敷く。なかなかスペースを取るけれど、このスペースが杏には必要。

・授乳クッション。やや丸めて壁の角に丸めて設置。枕で使っている。

・乳児用食器。滑り止めが下に付いていたので良いなと思っている。

・ベビー用おくるみ。サイズ、厚みと丁度良かった。

 

ベビー用をメインに再度活躍。

犬用の介護グッズでケアしてあげたいけど高いもので…。

でも、床ずれマットは、とても気持ち良い。我が家のヒトが使っている布団なんて足元にも及ばない気持ちよさ。

腰に優しい感じ。

でも、杏はベビー布団にタオル2.3枚重ねでも良く寝るので、

床ずれマットの感覚と、ふかふか系で気分に寄って使い分けたり、身体半分はマット、半分はベビー布団にしたりで、私も杏も、7.8割の満足感かと。

 

杏の食欲、歩く力、目の輝き、声かけの反応、全て右肩上がりです。嬉しい。

目に見えない何かに、誰かに、空を見て願って祈る日々。

何かのお話みたいな、奇跡の大逆転、あってくれと、奇跡的に疑われた播種が抑えられていますように。