杏。14歳。インスリノーマに。私は肺マック&IBSに。

インスリノーマ罹患中の犬のこと、虹の橋に行ってしまった今は、私のペットロス、基礎疾患のコトが多い。

杏。診察する。

また、診察。

1ヶ月ぶりの採血。

血糖値97でほっ。

肝臓は、

ALT996

ALPi887

と基準の10倍位高い数値。

 

これはステロイドのせい。

鼻水も、膿皮症も、筋肉が落ちてしまうのもそうだろうと。

でも、これらを壊してもすぐ、死に直結はしない。でも低血糖は死に直結するから、そこを最優先とのこと。

 

そして、フィラリアと、混合ワクチン、狂犬病ワクチンはどうしましょうか?

と相談したけど…

副反応もあるからかと思われるけれど、

 

「半年、1年先のことを案じなくても良いと思う。フィラリアにしても蚊が卵を産んで心臓に巣食うまで半年から1年かかる。

最短での半年後、もうその頃にはすでに寿命がきてると、僕の経験では思うから。

治らないと言われた癌でも、1000人に1人位、治った人もいると聞くけど、その奇跡を信じてワクチン、フィラリア予防をするというなら、それもありだけど…」

 

と。

私は、杏のQOLが守られれば良いと思ってます。

と伝え、鼻水、膿皮症などの分の抗生剤を処方してもらった。

今回の抗生剤はファロム。

耐性はまだなかったから効くと思う!

 

車の中で、私の膝に顎を乗せて、よだれダラダラの杏を撫でながら

(そっかぁ、やっぱ来年はいないんだな。)

(もう、ワクチン、注射しなくて良いんだな。)

(もうすぐ、ホントにいなくなるんだな。)

と思ったらまた泣けてしまった。

今目の前にいるからこそ、泣ける。

そして、悔いはないだろうか。

もっと撫でてやればよいだろうか、仕事なんかせず、ずっと側にいれれば良いだろうか。

(でも仕事をしなかったら、薬代で家計は赤字の貯金をガンガン減らしていくことは明白で現実的では、ない。)

と自問自答もしつつ…

でも、今、出来ることはしているとも、思っている。

今、死んでしまったとしたら、後悔することは、

子供が産まれて間もない時、杏が子どもに嫉妬して噛んでしばらくお互い変な空気で過ごした日々…。

あとは元気な時にもっと山に行けたかなと。

 

好きな物は、杏本人がかなり略奪していた実績があるから、その辺はそこそこ良いんじゃないかな💦と思う。

 

あんちゃん、いつも頭を撫でていたのに、おでこの筋肉落ちてるって、先生に言われるまで気付かなかった…。

 

↓つい、撫でてしまいたくなるけど、寝息を立てて寝ているので…寝る方優先で眺めるだけにしとく。

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