昨日のこと。
杏は4.5回、叫び泣きをした。
昨日、通院するのに車に乗せる際、抱っこした時で2度。
「ギャン!」
と。
抱っこの仕方は後ろ側はお尻を持つのではなく、後ろ脚のお腹側に腕を置く形にしたら、ギャンと泣き、おしっこが、ジャバジャバと。
おしっこ。おしっこと言えば、頻度がガクンとここ、数日減ってはいた。
今まで6回はしていたものが、2.3回に。
しかもそのうち1.2回は抱いた時にジャバジャバ系。
自分の意思では1回位しかしていない。
尿路閉塞とかしてるんだろうか。
と、いうことで仕事は休みをとり、病院へ電話。来てくださいとのことで、行ってきた。
レントゲンを撮って分かったことは、骨転移はしていない、ヘルニアとか関節とか、問題なし。
うんち、おしっこは溜まっているけど詰まってない。
そこから察するに、
体重が増えている。でもステロイドで筋肉が落ちているせいで、おしっこ、うんちのスタイルが取れない、もしくは取ろうとすると痛むんではと。
かといって、ステロイドはやめられない。
体重を減らすことは、筋肉も減ることになるから、痩せることは考えなくて良し。
腰痛の薬はあるけど、ステロイドと併用はできない。
そして、食欲があるうちは、おしっこしなくても大丈夫。いつか必ずする。
なので、今後は抱き方を2人がかりにするとか、腰に負担をかけない工夫を。
とのこと。
(因みに、病院でレントゲンを撮り終え、下ろす際に、バジャー❗️と排尿したそうで先生苦笑してた(笑))
今の杏に対してはもう、多少の不調はもう仕方ないと、死に直結するかどうかの基準になっているところが、杏とのお別れが遠くないことを思わせる。
帰り、杏が死ぬことを考えて、私が死ぬ時のことも考えた。
杏には、彼女の人生の殆どを私に費やしてくれたことを思うと、死んだ後の意識のことまで、そばにいてくれと思うのは、かわいそうな気もした。
だから、杏には
「もし、本当に虹の橋があったら、嫌じゃなかったら、待ってて。」
と話した。
「もし、虹の橋がなかったら、死ぬ間際には夢で良いから、迎えに来てくれたら嬉しいな」
とと話した。
こういうことは、意識朦朧の時に言いがちだけど、意識がはっきりしているうちに伝えたいと、亡き父を思い出すと、そのように思う。
何度プレペットロスを経験しても、いざというその時軽減する気がしない。