杏。14歳。インスリノーマに。私は肺マック&IBSに。

インスリノーマ罹患中の犬のこと、虹の橋に行ってしまった今は、私のペットロス、基礎疾患のコトが多い。

2021/12/8 下痢おさまる。

フラジールという抗生剤を服用して1日半。

完全に下痢、治った模様。

 

昨日の朝、久々に良く寝ていた感じの杏。

これまでは下痢で落ち着かなかったのだろう。

昨晩もよーく寝て、寝て、6時間はぶっ通しで寝てた様子。

 

 

杏を担当している獣医さんは、宣言渡米し、帰国したはずのものの、隔離が長引いて、その間の杏の不調は都度違う先生に診てもらっている。

担当の先生は、インスリノーマ1本に的を絞っていて、それ以外の不調には積極的な治療はしない方針。もちろん貧血等生命維持に関するものは積極的だけれど、皮膚炎等は消極的。

他の先生方は、飼い主さんの希望に基づく感じ。

一昨日見てくれた先生は、下痢の原因、皮膚炎の原因、目、口、ひとつずつ不安を消していきましょう、というスタンスで、残業をしてくれ、診てくれた。

目、口は問題なし。(白目の黒ジミも)

下痢は血液検査の項目を選んで、

パラディア(抗がん剤)の副作用ではない→パラディアはそのまま飲み続けましょう。

便に寄生虫はいないものの、ディアバスター(下痢止め)を5日飲み続けても効いていない、白血球が多いのでやはり炎症は出ているのは間違いない。前回飲んだフラジールが効いたのもあり、抗生剤が良さそう。

仮にフラジールが効かなくても、より強い抗生剤もあるから大丈夫よ!と。

皮膚炎は、免疫力が落ちているかもしれないにせよ、細菌の細かな分類をしましょう。それによって効果的な抗生剤でピタッと止まることもあるからと。

また、インスリノーマではないけれど、文献レベルで調べると、膵臓が悪いのと皮膚炎が繋がるパターンもある。

(インスリノーマは情報が文献レベルでも少ないらしい)

もし効果的と思われる抗生剤を投与しても効かなければ、膵臓=インスリノーマが原因かも、しれない。

 

といった感じで、20時手前くらいまで診てくれた。(病院は19時まで)

 

杏には、今、完治ではなく、QOL+延命での治療だから、担当の先生のようにインスリノーマ+生命維持に必要な治療。も分かるし、飼い主の不安もプラスして治療をしてくれる今回の先生もわかる。

これまで、4.5人の先生が診てくれたけれど、皆同じなのは、薬の投与の判断が難しいということだけは口を揃えて言っているのが印象的。

インスリノーマの暴走を止めるのが大前提での副作用も含めた他の治療になり、しかも人間みたいに簡単にCTを撮れるわけでもない(都度全身麻酔だから)。

 

今杏が飲んでる薬

パラディア1錠→2日に1回

プレドニゾロン1/2錠→2日に1回

チロタブ2錠→毎日

増血剤2錠→毎日

フラジール2錠→毎日

 

薬漬けにして申し訳ない気持ちと、この薬にすがる気持ちが交差してぶつかっている。

何にせよ、杏が穏やかな日々を過ごしていけるように、願っています。はい。