杏。14歳。インスリノーマに。私は肺マック&IBSに。

インスリノーマ罹患中の犬のこと、虹の橋に行ってしまった今は、私のペットロス、基礎疾患のコトが多い。

2022/1/5 思い出すこと。

 

杏、無事年をこせました。

私はすっかり夜中に一度起きる癖がついてしまった。

でも、子供2人の夜間授乳よりは回数としてはマシ。

 

あけましておめでとうと言えるし、年賀状も書いたけど、本当は気分は喪中。

というのも、昨年1月27日、愛猫が6歳で急死したから。

f:id:berykoko:20220105091005j:image

仔猫の時、捨てられて?いたのか、道の端っこ、植え込みの影でか細いかえで泣いていて(あえて、泣いてにしている)、当時夫はまだ彼氏で、デートに行く途中。

デートを中断して動物病院へ。

お腹は空っぽで、脚は骨折。よくこの状態で生きてたと言われ、さらに脚は治らず、ずっとびっこだと言われた。

私は当時実家暮らしで犬2、猫6くらいの大所帯で、夫の子になったという経緯。

 

グリズリーのように強くなれよ、とグリズリーという名前にしたものの、愛称はグリでグリズリーと呼ばれることはほぼなかった。

 

結婚して、一緒に暮らし始めて、杏とも仲良く?して、子供に噛み付いたりしつつも仲良く?して。

 

亡くなる前の年の秋に健康診断をして、結果異常なしで、よかったよかったと安堵した3ヶ月後…

いつものように朝ご飯を私にうるさい位ねだり、普通に完食。

トイレも普通にもりもりと。

そのあと、夫のいるリモートワーク部屋の日向で日向ぼっこ。

 

なんてことないいつもの日常。

 

が、朝10時位だろうか。

夫が私にグリがおかしいとすっとんできた。

 

おかしいの?

んーじゃ、病院に電話して予約いれよっかー。何がどうおかしいの???

 

と夫に聞いた。

 

夫ぐりの元へ行き、また、すっ飛んで戻ってきて…

 

ぐり、死んだかも。

 

と言う。

 

なに、冗談言ってるのよ(笑)

 

とぐりのいたリモートワーク部屋へ。

 

瞳孔が開いて、横たわるぐり。

失禁少し。

 

抱き上げると、ぐにゃんとしていて、耳元で大声で「ぐりちゃん?ぐりちゃん!」と、何度も呼び、なんとなく心臓あたりをマッサージしてみる。

そんなことより、と病院へ電話をした。

(杏も今お世話になっているところ)

 

電話をしたけど、車で15.20分かかると伝えると、1番近い動物病院に電話をかけながら向かってと言われ、近いところへ着替えながら電話。

とりあえず来てとすぐ向かった。

 

ぐり、絶対いつもなら逃げるけど逃げないので、布団にくるんで夫と向かう。

 

…開口1番死んでると言われた。

 

蘇生をお願いしたけれど、もう生き返らないよと論された。

状況から聞くに、多分心筋梗塞じゃないかと言われた。

死後の処置だけしてくれたけど、とってもキレイに処置してくれて、体液はほぼ出なく、目もきれいに閉じられていた。

後日、かかりつけの病院にも、ぐりが死んだことを伝え、当時の検診結果を改めてみてくれたけど、ここからは急死するような数値はなかったとも言われた。

 

その時の状況としては、普通に日向で寝ているたぐり。

急に唸って、寝ていた机からそのままドスンと落ちたという。

ほんの数秒のことだったみたい。

 

その時は、年齢的に杏ならまだしも、ぐりはまだあと10年位生きるんじゃないかと思っていたし、ありがとうもさようならも言えずいなくなってしまって、逆に杏は、先生からも覚悟してと何度も口酸っぱく言われているけど、喪失感はどうなのかと問えば、多分どちらも変わらない。

だけど、突然はやっぱり受け入れるまで大変だった。

幻覚、幻聴がしばらくはおさまらなかった。

そう思えば、そこすら、杏には、お別れの心の準備までさせてくれて、ありがとう、なのかな。

 

としんみりした気持ちになりながら、朝の支度してたら…、

私の昼の弁当(ラップに包んだおにぎりをナプキンにくるんで、リュックに入れてたもの)を食べられた…💧

なんなんだよ、なんなんだよ、この子、まじで…💧💧