杏、無事年をこせました。
私はすっかり夜中に一度起きる癖がついてしまった。
でも、子供2人の夜間授乳よりは回数としてはマシ。
あけましておめでとうと言えるし、年賀状も書いたけど、本当は気分は喪中。
というのも、昨年1月27日、愛猫が6歳で急死したから。
仔猫の時、捨てられて?いたのか、道の端っこ、植え込みの影でか細いかえで泣いていて(あえて、泣いてにしている)、当時夫はまだ彼氏で、デートに行く途中。
デートを中断して動物病院へ。
お腹は空っぽで、脚は骨折。よくこの状態で生きてたと言われ、さらに脚は治らず、ずっとびっこだと言われた。
私は当時実家暮らしで犬2、猫6くらいの大所帯で、夫の子になったという経緯。
グリズリーのように強くなれよ、とグリズリーという名前にしたものの、愛称はグリでグリズリーと呼ばれることはほぼなかった。
結婚して、一緒に暮らし始めて、杏とも仲良く?して、子供に噛み付いたりしつつも仲良く?して。
亡くなる前の年の秋に健康診断をして、結果異常なしで、よかったよかったと安堵した3ヶ月後…
いつものように朝ご飯を私にうるさい位ねだり、普通に完食。
トイレも普通にもりもりと。
そのあと、夫のいるリモートワーク部屋の日向で日向ぼっこ。
なんてことないいつもの日常。
が、朝10時位だろうか。
夫が私にグリがおかしいとすっとんできた。
おかしいの?
んーじゃ、病院に電話して予約いれよっかー。何がどうおかしいの???
と夫に聞いた。
夫ぐりの元へ行き、また、すっ飛んで戻ってきて…
ぐり、死んだかも。
と言う。
なに、冗談言ってるのよ(笑)
とぐりのいたリモートワーク部屋へ。
瞳孔が開いて、横たわるぐり。
失禁少し。
抱き上げると、ぐにゃんとしていて、耳元で大声で「ぐりちゃん?ぐりちゃん!」と、何度も呼び、なんとなく心臓あたりをマッサージしてみる。
そんなことより、と病院へ電話をした。
(杏も今お世話になっているところ)
電話をしたけど、車で15.20分かかると伝えると、1番近い動物病院に電話をかけながら向かってと言われ、近いところへ着替えながら電話。
とりあえず来てとすぐ向かった。
ぐり、絶対いつもなら逃げるけど逃げないので、布団にくるんで夫と向かう。
…開口1番死んでると言われた。
蘇生をお願いしたけれど、もう生き返らないよと論された。
状況から聞くに、多分心筋梗塞じゃないかと言われた。
死後の処置だけしてくれたけど、とってもキレイに処置してくれて、体液はほぼ出なく、目もきれいに閉じられていた。
後日、かかりつけの病院にも、ぐりが死んだことを伝え、当時の検診結果を改めてみてくれたけど、ここからは急死するような数値はなかったとも言われた。
その時の状況としては、普通に日向で寝ているたぐり。
急に唸って、寝ていた机からそのままドスンと落ちたという。
ほんの数秒のことだったみたい。
その時は、年齢的に杏ならまだしも、ぐりはまだあと10年位生きるんじゃないかと思っていたし、ありがとうもさようならも言えずいなくなってしまって、逆に杏は、先生からも覚悟してと何度も口酸っぱく言われているけど、喪失感はどうなのかと問えば、多分どちらも変わらない。
だけど、突然はやっぱり受け入れるまで大変だった。
幻覚、幻聴がしばらくはおさまらなかった。
そう思えば、そこすら、杏には、お別れの心の準備までさせてくれて、ありがとう、なのかな。
としんみりした気持ちになりながら、朝の支度してたら…、
私の昼の弁当(ラップに包んだおにぎりをナプキンにくるんで、リュックに入れてたもの)を食べられた…💧
なんなんだよ、なんなんだよ、この子、まじで…💧💧