杏。14歳。インスリノーマに。私は肺マック&IBSに。

インスリノーマ罹患中の犬のこと、虹の橋に行ってしまった今は、私のペットロス、基礎疾患のコトが多い。

2021/11/10 診察

この日は杏の診察でした。

念の為、今日の血液検査で11/12の旅行に行けそうかどうか。

 

杏、病院の診察室で呼ばれて、ぽてぽてと診察室へ歩く…

1m手前で急なUターン!

先生「杏ちゃん動きが機敏になったね〜」なんて言われながらも御用👮‍♂️

 

今日は、いつもの診察のほかに、鼻がカピカピしていること、この日の朝、便にまた血がついていたと写真を見てもらった。

 

先生は直腸の触診をしたけれど、指の届く範囲内では何もなかったと。

 

先生の見解は、

便に血がつくのは、貧血があるからかもしれないし、大腸の炎症、腫瘍の可能性もあるから、本来なら、内視鏡する。

だけど、全身麻酔もかけなければならないこと。

何よりかにより、杏ちゃんは、タチの悪いガンだから…

今落ち着いているのに、歩けるようにもなったのに、検査で体調崩しかねないから…仮に大腸に腫瘍があったとしても、そもそもガンだから…

そこは覚悟をしないといけないから…

今のフード(ロイヤルカナンの満腹感サポート)継続で様子見で、と。

 

鼻の乾燥も、ワセリン塗るくらいしかない…舐めちゃうと思うけど…こちらも様子見で。と。

 

とのこと。

ほぼ、緩和ケアモードだよなぁ、これ。

仮に他のガンがみつかっても、それを治療しても、この膵臓ガンが早々に牙を剥き出すからと。

いかに、来たる低血糖状態までの時間を稼ぐか=穏やかな時間を長くするか、という緩和ケアモードだよね。

闘病モードでは、ない。

もちろん私もそのスタンスではいるものの、この日々の激しい盗み食いっぷりを見ると(ステロイドの副作用とはいえ)、来年の今頃も生きてるんじゃないかと思えてしまう。

 

また、血液検査。

貧血なのに行くたびに血を取られて…

嫌だよね😞

 

血糖値85!

ほっ。

 

でも、貧血は相変わらず、肝機能を表す数値も基準値から大幅にオーバーしていたのが、さらにオーバー…。

 

先生「今血糖値安定してるから、ステロイド半分にしてみましょうか。」と。

 

これでどうなるのか。

いつかは飲んでも効かなくなるらしいステロイド

先に他の臓器やられちゃうらしいステロイド

でも、これ飲まないと低血糖発作を起こしちゃうステロイド

 

もんもんもん…

と院内で座っていると、

杏のサイズ、黒系の顔で怖がる飼い主さんも沢山いらっしゃるのだけれど、杏は目を合わせても怒らず、興味を持つタイプなので、やたら可愛がってくださる方もいらっしゃって、うれしい。

そこから会話をするのだけれど、病院という場所柄、当然どこか具合が?とお互いの犬について話すことも沢山。

 

ある日は、皮膚炎が治らない、化膿してるなんてねこさん、

またある日は、てんかん発作がひどくて、胆嚢とったんです、

おしっこが出なくて、ペニスも睾丸も取ったんですなんて猫さんも、

今日は、ダックスちゃんが、18才で、倒れちゃって、今緊急治療してもらってます、ダメかもですけど…

という方だった。

 

杏だけが大変なんじゃ、ないんだよね。

この子だけがなんで、とどこかでいつも悲観してたけど。

 

たまたまかもしれないけど、ここの動物病院は待ち時間が長いからか、飼い主さんとお話しすることが本当多いのだけれど、皆さん、穏やかである。

ワンニャンさんたちが大変そうでも、ピリピリしてるんじゃなく、治る病にしろ、お付き合い系の病にしろ、今を受け入れている感じ。

 

色々ぐだぐだ書いたけれど、とりあえずは行くぞ、旅行!

 

杏の散歩中のショット。

食べ物ないかなー、と公園へ。

何もないけど、ずっとにおいを嗅いでいる。。。

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