この日は杏の診察でした。
念の為、今日の血液検査で11/12の旅行に行けそうかどうか。
杏、病院の診察室で呼ばれて、ぽてぽてと診察室へ歩く…
1m手前で急なUターン!
先生「杏ちゃん動きが機敏になったね〜」なんて言われながらも御用👮♂️
今日は、いつもの診察のほかに、鼻がカピカピしていること、この日の朝、便にまた血がついていたと写真を見てもらった。
先生は直腸の触診をしたけれど、指の届く範囲内では何もなかったと。
先生の見解は、
便に血がつくのは、貧血があるからかもしれないし、大腸の炎症、腫瘍の可能性もあるから、本来なら、内視鏡する。
だけど、全身麻酔もかけなければならないこと。
何よりかにより、杏ちゃんは、タチの悪いガンだから…
今落ち着いているのに、歩けるようにもなったのに、検査で体調崩しかねないから…仮に大腸に腫瘍があったとしても、そもそもガンだから…
そこは覚悟をしないといけないから…
今のフード(ロイヤルカナンの満腹感サポート)継続で様子見で、と。
鼻の乾燥も、ワセリン塗るくらいしかない…舐めちゃうと思うけど…こちらも様子見で。と。
とのこと。
ほぼ、緩和ケアモードだよなぁ、これ。
仮に他のガンがみつかっても、それを治療しても、この膵臓ガンが早々に牙を剥き出すからと。
いかに、来たる低血糖状態までの時間を稼ぐか=穏やかな時間を長くするか、という緩和ケアモードだよね。
闘病モードでは、ない。
もちろん私もそのスタンスではいるものの、この日々の激しい盗み食いっぷりを見ると(ステロイドの副作用とはいえ)、来年の今頃も生きてるんじゃないかと思えてしまう。
また、血液検査。
貧血なのに行くたびに血を取られて…
嫌だよね😞
血糖値85!
ほっ。
でも、貧血は相変わらず、肝機能を表す数値も基準値から大幅にオーバーしていたのが、さらにオーバー…。
先生「今血糖値安定してるから、ステロイド半分にしてみましょうか。」と。
これでどうなるのか。
いつかは飲んでも効かなくなるらしいステロイド。
先に他の臓器やられちゃうらしいステロイド。
もんもんもん…
と院内で座っていると、
杏のサイズ、黒系の顔で怖がる飼い主さんも沢山いらっしゃるのだけれど、杏は目を合わせても怒らず、興味を持つタイプなので、やたら可愛がってくださる方もいらっしゃって、うれしい。
そこから会話をするのだけれど、病院という場所柄、当然どこか具合が?とお互いの犬について話すことも沢山。
ある日は、皮膚炎が治らない、化膿してるなんてねこさん、
またある日は、てんかん発作がひどくて、胆嚢とったんです、
おしっこが出なくて、ペニスも睾丸も取ったんですなんて猫さんも、
今日は、ダックスちゃんが、18才で、倒れちゃって、今緊急治療してもらってます、ダメかもですけど…
という方だった。
杏だけが大変なんじゃ、ないんだよね。
この子だけがなんで、とどこかでいつも悲観してたけど。
たまたまかもしれないけど、ここの動物病院は待ち時間が長いからか、飼い主さんとお話しすることが本当多いのだけれど、皆さん、穏やかである。
ワンニャンさんたちが大変そうでも、ピリピリしてるんじゃなく、治る病にしろ、お付き合い系の病にしろ、今を受け入れている感じ。
色々ぐだぐだ書いたけれど、とりあえずは行くぞ、旅行!
杏の散歩中のショット。
食べ物ないかなー、と公園へ。
何もないけど、ずっとにおいを嗅いでいる。。。