あれから杏、復活。
自らの力で立ち、歩けるようになって、食欲も元通り。
歩きに関してヨタヨタ感アップはしているけど。
【なんか私、立てました〜】
元々今日は予備で杏の診察を予約していて、前日にキャンセルしようとしていた日だったけれど、昨日の状態が状態なので、このまま予約は生かしてということで、今日も診察。
杏は3日連続、4回の診察。
人間でも疲れるよね、ごめんね。
今日の診察は採血なし。(よかったね!杏!)
夫が連れて行きました。
14日の採血の時、ふらつきはあったけど、CK値は全然基準値内だったのが、
15日の午後にはドカーーンと上がっていた…
先生“たち”の見解は、
この血液検査から、ふらつき、ぐったりは出ないと思う。
でも麻酔をかけてまでCTやMRIを撮るのはハイリスクであることと、治療方針は大きく変わらないため、やらない、ので、推測になるけれども、
・血糖値の乱高下があり、そのタイミングでわたしたちの知らぬ間に痙攣発作があったかも?
・脳にインスリノーマが悪さしてる?
んではと。
あとは、
【薬のコントロールが難しくなってき。そういう段階に入ったかも】
とのこと。これがホントなんじゃないかな。
インスリノーマと最初に確定診断された時、先生言ってたものね。
「手術して取っても、再発して、薬でコントロールする、でもそれも段々効かなくなってきて、低血糖発作で死にます。
僕の経験では、手術をしても寿命は、大体1年前後。」
と。
杏が倒れて7ヶ月半目。
手術をするかどうかの説明の時は先生が
「杏ちゃんはもうすぐ14歳になるんだね。これで手術して、1年後位で寿命が来たら…犬の平均的な寿命が15年と考えれば、15歳。っていうふうに考えても良いんじゃないかな。」
って。
最近、ヨタヨタ歩く杏は明らかな老犬で、
トイレ散歩をしていると、同じくシニアなヒトたちに「がんばれ〜」「がんばって〜」と道すがら言われることが増えた。
中には年齢を聞いてくる方もいて、14だと言うと
「大きさ的には、とても長生き」的なことを言われることもある。
実際、以前かかりついていた別の病院の先生からは、杏は13歳になったらいつ死んでもおかしくない位言われたし。
そんな杏も14歳7ヶ月。
目指せ15歳❗️なんて気持ちがないわけでは、ない。でもあと5ヶ月、インスリノーマと共存している気が…しない。昨日のグッタリっぷりは、初めて見た。術後の麻酔が切れ切っていない時ですら、頭を上げていたのに、昨日は完全にグッタリだったから。
脚の向きも、たまに変…
今回は調子のアップダウンと言った感じがあったけど、そのうちアップダウンダウンアップダウンダウンダウン…となっていくんだろう。
と頭では理解しても、心が理解していない、それを拒んでいるのが、また違う自分が自覚している。
いまは穏やかに、おやすみ中。
こうしてたくさん書く事で頭と心を整理している自分もいます…。