杏。14歳。インスリノーマに。私は肺マック&IBSに。

インスリノーマ罹患中の犬のこと、虹の橋に行ってしまった今は、私のペットロス、基礎疾患のコトが多い。

杏。ぐったり。初ブドウ糖。

朝5時を最後に何も食べず、ほぼ、眠っている。

起きた時に3倍薄めのブドウ糖水をなめさせた。

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さっき、ゴミを捨てようと玄関にいたら、杏が歩いてきた。

散歩トイレに行きたいの?

と、行ってみる。

 

だけど、途中で(300m位)ダウン。

雨の中、濡れた地面に伏せてしまう。

後脚の力が入らない?そんな感じじゃない。

身体全体で力が入ってない感じ。

 

あんちゃん、今日は、あんちゃんの思うコース取りはできないな。できないよ。

 

持ってたブドウ糖を口の中に擦り付ける。

抱っこするも24キロ…傘は悪いけど、一時的に道路脇に置いて、杏を抱えて数十メートル、、置いてまた数十メートル、途中で歩いてくれたから、支えながら数十メートルで帰宅。

 

帰宅してまた、ブドウ糖を擦り付ける。5g袋が全然減ってないから微量だろうな。。。

ブドウ糖水も飲まない。

水だけなんとか飲んだ。

 

前に成功?した目の前で食べ物を食べる作戦は通用しなかった。

ウェットフードを鼻先につけたら…

えづいた…。

 

匂いもダメか、ごめんね。

 

あとずっと室内で目を瞑るか、開けても身体は動かないまま12:30。

病院へ向かう時間。

 

夫が抱えて車に乗せたけど、こんなに力無い杏は初めてみたかも。

抱かれようともしない。「モノ」みたいな。

 

13:00

病院到着。男性の看護師さんが杏を抱えていく。この時も抵抗なく、この人の抱きたいような抱かれ方をして、診察室へ。

私は駐車場に止めて今…。

 

覚悟をしなきゃしなきゃ、できてきてるかな、と思っていたけど、全然まだだ。

持ってきた本に目は通せても頭に入らない。

何かしていないと涙が出そうになる。(まだ死んでもいないのに)

だからこうしてブログ打ってるところ。

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先生に診察室に呼ばれた。

杏はいない。

 

ざっくり、昨日の様子を伝え、夜間緊急の明細を見せる。

 

今分かってること。

・エコーで見る限り、腹水、胸水はなし。

・簡易血糖値検査は99。

・かなりぐったりはしているけど今すぐ死ぬ、危篤、といった状態ではない。

・昨日も血液検査をしたけど、他の項目、正確な血糖値の数値も含めもう一度やらせてほしい。(もちろんイェス)

 

ここまでしか分からない。

まだ1:30なのに、ダダダダダダっとものすごいスピードでこのブログへ入力できている。

 

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先生に呼ばれた。

昨日まで数値が基準値から外れていた、アルブミンは基準値内に。

膵臓や腎臓の数値も大幅にはみ出てはいるものの、少し基準値に近づいていた。

正確な血糖値は89。

 

ここまでだと、低血糖のグッタリでは、ない。

グッタリしている原因が分からないと。

 

で。

CKが基準値からドーーーーーンと爆上がりしていた。46-166が基準値で杏は911…。

先生に

「痙攣発作、ありませんでしたか?」

 

私も夫も目を離す時間があり、昨日については、夜中1時-5時までは誰も見ていない。

その間にした可能性はないとは言えないですと。

 

 

杏、痙攣、してたの?夜中。

私、分からなかった。(寝てたから。)

杏と同じ部屋で寝ていたけど…気付かなかった。ごめんなさい。ごめんね。

 

 

とりあえず、静脈点滴をしたり、ドクター内で精査、治療方針の確認もするので、ということで、いったん預かりになった。

夕方迎えに行くことに。

杏に挨拶だけして帰る。

 

神様がもし、いたとして?

何かこの、杏がインスリノーマに罹患したのかな。

自然界に理由なんてないんだけど、もっと残酷で、病気に意思も慈悲も無いの、分かってるけど、どうしても問いたくなる。