杏。14歳。インスリノーマに。私は肺マック&IBSに。

インスリノーマ罹患中の犬のこと、虹の橋に行ってしまった今は、私のペットロス、基礎疾患のコトが多い。

2021/9/7(火) 通院2回目

”インスリノーマ” ”犬"

で土曜日から毎日スマホで検索しまくりました。

ブログ、Twitter、FB、YouTube、大学病院の資料みたいなものまで、読める限り読みあさりました。

しかし情報量が少ない。

際限なく、出てくるわけではなかったのでした。

YouTubeに至っては1つしかヒットしませんでした。

 

他にもあり得る?前庭疾患、メニエール、アジソン病なども調べました。

インスリノーマだったら、予後が、タチが悪すぎる。他の病気の可能性を探していました。

 

その間、杏はというと

相変わらず食が細く、

うんちの回数も1日2回だったものが、2日に1回、出ても下痢便。

歩くのも、用を足したら家までUターン。

家では睡眠時以外は息が荒く、たまにフト、立ったと思うと室内をうろうろ。

 

9/5(土)はご飯をすごくよく食べて、おかわりもして、お散歩もバッチリしていて、インスリノーマじゃないんじゃない?

と希望が湧いていました。

しかし、

9/6頃には、食欲は消え失せ、ほぼ体を横たえ、たまに室内をウロウロ。

 

9/7、土曜日に採血をしたインスリン値の結果が、わかります。

相変わらず歩けず、動物病院の先生に駐車場から抱いて運んでもらいました。

 

まずは簡易的な血糖値を…と、その運んでくれた先生が計ったら

先生が「45しかありません…」

と担当のK先生に告げていました。

 

担当のK先生に代わって…

インスリン値が高い。

 

以下先生と私のやり取りをぎゅっとまとめますと

「やっぱり、低血糖と、このインスリン値はインスリノーマで間違いないと思います。

これしか、ない。これ以外、ない。

手術をしなければ、このまま悪くなる一方で2.3ヶ月で痙攣を起こして死にます。

手術をしても、1年以内で…私がみてきた中では皆…そうでした。

でも、杏ちゃんはもうすぐ14歳なんだね。手術をして1年後は15歳位…それなら、寿命を全うしたという考えもありますね。

この今の杏の状況を何とかするには、手術以外は、ない。

そして、手術をしないという選択は、たぶん、あなたはこれからの杏を見ていられなくなると思うよ。」

と。

私はこの数日ネットでインスリノーマを色々見て、手術ができるなら、お願いしたいです。と伝えました。

先生

「インスリノーマは2.3ミリのことが多く、手術前にCTをとります。それでも写らないこともあります。その場合は試験開腹します。そこで見つかることもある。もし転移、膵臓全体に広がっていたら、取りきれないのでそのまましめます。手術をしても1年以内位でやはり痙攣を起こして死ぬことには代わりはない。それでも、一時的には杏ちゃんは穏やかに過ごせる可能性がある。」

「インスリノーマは糖が、癌のエサになってしまうので、食べたいものを食べたいだけ与えてしまうと、反動がくるので、ご飯は少量頻回で。」

といった内容でした。

本当はもっと私と会話のやり取りをしていますが、その内容をぎゅっっと端折ってまとめています。

 

そして、手術日を9/10(金)10:00に病院、で予約を入れ、帰宅。

助手席で横たえている杏は、手術をしても1年前後、手術ができなければ、転移していれば、数ヶ月でいなくなってしまうのか。

車内でしばらく泣いた。

 

土曜日のフラつきから3日目にして、インスリノーマがほぼ確定、手術日を決めるような状態になってしまった。